【本当に得?】NASDAQ100上場インデックスファンド米国株式:2568

2020/10/08

インデックス投資

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本当に得?】NASDAQ100上場インデックスファンド米国株式:2568

👆今現在、結論から先に言ってしまえば
敢えて「NASDAQ100上場インデックスファンド米国株式(2568)」を選択する必要はないと言えます。 

はっきり言って「iFreeNEXT NASDAQ100」の方がお得です!
今回は、その理由を記事にしてみますね😀


【本当に得?】NASDAQ100上場インデックスファンド米国株式:2568

ついに、9月24日に「(2568)上場インデックスファンド米国株式(ナスダック100)為替ヘッジなし 」が上場しました😀

👆これまで、円で投資できるナスダック(QQQ)の投資商品といえば?
  • 「iFreeNEXT NASDAQ100」が信託報酬料が0.495%(実質コスト0.564%)と最も有力でした。
しかし、これを凌ぐ経費率なんと0.275%の上場インデックス(ETF)が発売となりました
  • 「(2568)上場インデックスファンド米国株式(ナスダック100)」
  • 「iFreeNEXT NASDAQ100」と比べて信託報酬が約半分ということになります。
上場したばかりの今現在では「(2568)上場インデックスファンド米国株式(ナスダック100)」の実質コストは出ていませんが、果たしてこちらの ETF が投資するのに最適解となるのか?
色々な角度から考えてみたいと思います。

👆今回の記事では?
本家「米国 ETF(QQQ)」 では無く、直接日本円で買うことが出来るものの比較をしてみたいと思います。

👆具体的には?
・「NASDAQ100上場インデックスファンド米国株式」(2568)
・「iFreeNEXT NASDAQ100」(投資信託:手数料国内最安) 
投資対象としての、この二つの比較です。 

NASDAQ100上場インデックスファンド米国株式:2568

【本当に得?】NASDAQ100上場インデックスファンド米国株式:2568

👆上場インデックスファンド米国株式(ナスダック100)とは?
  • 経費率が安い「年間0.275%」
  • 上場されているのでリアルタイムで円で買える
早速買ってみたよ、という人は多いと思います。
なんと言っても一番の魅力は経費率の安さですね!😁
しかし、そんなに焦って買う必要もないなと感じています。
それを、これから考えてみたいと思います。

NASDAQ100上場インデックスファンド米国株式のメリット、デメリット

✅メリット
・経費が0.275%と安い
・上場されているのでリアルタイムで買うことができる
・指値注文ができる

デメリット
マーケットメーカーがまだ入っていないので売買の板も薄く流動性がない。
※現在はマーケットメイク対象銘柄となりました。
・実質コストを考えると疑問も残る?
・購入時に買付手数料がかかる
・ETFは配当金に課税
・ETF がゆえのデメリットもある

(2568)上場インデックスファンド米国株式(ナスダック100)の注目したい経費率 2つ

NASDAQ100ETFの注目したいところは経費率

ネット証券の手数料無料適用無し

ネット証券各社では購入価格が50万円以下の場合は買付手数料無料で買付できるものがあります。
  • SBI 証券では現在100万円以下では手数料無料です。(おそらく、これは国内最安手数料)
  • ※各証券会社、手数料プランによって違いがあるのでその点はご注意ください

今のところ「NASDAQ100上場インデックスファンド米国株式(2568)」は手数料無料とはなっていません。
  • 「2568」買い付け時に手数料が掛かる
  • 「投資信託」iFreeNEXT NASDAQ100はノーロードなので買付けの手数料は無料
上記の点を考えただけでも、 買付手数料が実質コストに上乗せされる事と同じになってしまう。

👆上記の点を考えると
小額で買った場合、手数料分がバカにできないパーセンテージになってしまう。 
(ノーロードの投資信託と比べた場合、この買付時の手数料分が実質隠れコストがかかっていると同じような状態になってしまう。) 
  • 買い付け時にしか掛からない手数料なので、毎年掛かる訳では有りません。
  • しかし、ドルコスト平均法で毎月買い付ける場合は、毎回かかる手数料となる。
※いづれ「NASDAQ100上場インデックスファンド米国株式(2568)」も手数料無料ETFに設定されるとは思います。
それを、待ってからでも良いかもしれません。

別途手数料が0.1%掛かる可能性が有る

実際の、今現在考えられる隠れコスト(ピンボケでスミマセン😖)
今現在考えられる隠れコスト

こんな感じで、実質コストは分かっていないものの。。
少なくとも0.1%程度の経費は別途かかってくる可能性は否めません。
✓すると実質手数料は0.275%では無く0.375%になります。

「上場インデックスファンド米国株式(ナスダック100)」はETFがゆえのデメリットもある

「上場インデックスファンド米国株式(ナスダック100)」はETFがゆえのデメリットもある
✓ネット証券によっては預入資産に対して毎月ポイント還元される場合が有る
✓投資信託はポイント還元されるけど、ETFでは適用外なのでポイント還元されない。
SBI 証券 
・投資信託を口座に所有している場合:総額1000万までの場合
0.1%のTポイントのキャッシュバックが毎月付与される。

 ・投資信託を口座に所有している場合:総額1000万を超える場合
0.2%のTポイントのキャッシュバックが毎月付与される。

※注意事項
SBI証券の場合は、投資信託によって還元額に違いあり。
(今回の記事では・iFreeNEXT NASDAQ100にフォーカスしています)

ETFの場合は、Tポイント付与の対象外となり、ポイントが付与されない。
(このTポイントで、投資信託の買付に利用可能)

楽天証券
 SBI 証券同様にポイントが付きます。
ただし SBI 証券よりはポイント数が少なく0.048%となります。 

※注意事項
投資信託によってはSBI証券より有利になる物もあります。

✓これまでを、まとめて考えると? 
・ iFreeNEXT NASDAQ100
実質コスト0.564%

・NASDAQ100上場インデックスファンド米国株式(2568)
実質コスト0.375%(今現在の可能性の段階で考えられる数値)

✅更に深掘りしてみる
SBI 証券の場合は投資信託の総額が1千万以下の場合でも0.1%のポイントバックが毎月付与されるので以下の様になります。
✓SBI証券
・投資信託である 「 iFreeNEXT NASDAQ100」の実質コスト0.564%は?
ポイント還元により、実質0.465パーセントに抑えることができる。

・更に総額が1千万円を超えるようであれば?
この実質コストは、事実上0.365%に抑えることができる。 


国内ETFは2020年から、外国税額控除により自動計算される

国内ETFは2020年より、外国税額控除により自動計算される

配当金に対しての課税を考える(配当課税)
✓ETFについての補足事項
国内ETFは配当金に対して外国税10%と国内課税20%が発生するこれは2重課税となるので確定申告で外国税10%は取り戻す事が出来るが、今現在では確定申告は必要無くなった)
  • 日本国内の税法が改訂され、国内ETFに関しては外国税10%が自動控除される様になった
  • 結果、確定申告を行う必要は無くなりました。
✅これらをまとめると
・国内ETF
外国税は自動控除により掛からないので、国内税額の20%のみに課税される。
・逆説的に言えば、ETFは「配当金」に対して「国内で20%」の課税分が強制的に引かれてしまう。。

・投資信託
投資信託は「配当」は出さないので「配当」の外国税分だけの10%にしか課税されない。
(補足:配当金が出ない訳では無く、配当金は自動的に再投資に使われるので複利効果が大きい)
✅ 投資信託は「配当金」に対しての「国内課税20%は非課税」と同等となる。

結果
  • 「配当金」に対しての課税は投資信託は10%となり、ETFよりも有利と言える
  • 複利効果化がETFよりも見込める(長期投資ではこの差はバカにできない)



ここまで読んで頂ければ分かると思います。
✓SBI 証券で投資信託 「iFreeNEXT NASDAQ100」に投資をしているのであれば?
「NASDAQ100上場インデックスファンド米国株式(2568)」に切り替えるメリットは薄いと言えそうです。

更に手数料の安いETFが登場!「MAXIS ナスダック100上場投信」【2631】

なんと!
更に手数料の安い物が登場しました!!
「MAXIS ナスダック100上場投信」【2631】
手数料は実に「0.22%」
ですが、やはり「 iFreeNEXT NASDAQ100」の優位性は変わりませんね。

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