昨晩の米国市場は。
ダウ、ナスダックともに大幅続伸です。
今回これだけ上げた理由は、コロナウィルスのワクチンの開発期待からです。
7月には市場導入できるらしいと言う情報が入っています。
どこまで信じられるか?は、疑問として、このことから米国市場は堅調な値動きを示しました。
ダウ大幅高
この事から、市場のセンチメントはだいぶ和らぎ大幅高につながりました。直近、マイナス金利導入懸念から1時的な調整が見られたものの、震源地であるコロナウィルスに対しての不安が和らぐ事によって、あっけなく市場は好転しました。
この上昇局面がマイナス金利導入も織り込んでのものなのか?
それとも、織り込まずしてもこの価格まで押し上げたのか?
正直気になるところです。
この両方が同時に織り込まれているのならば、マイナス金利が発動しない時点で急落を見せるかもしれません。
しかしこれは、あくまでも市場の雰囲気的なものですが。
マイナス金利が導入されなかったとしても、急落はありえないだろうと思います。
理由は、FRBは今現在でもコロナウィルスによる経済打撃が回復するまでは、現在の経済支援策を続けていくと明言しました。
(パウエル議長が直々に発言しています)
このことから、これまでにも連邦政府の財政出動やFRBの経済対策。
例えば連邦政府の財政出動だけで米国GDPの20%以上を占めています。
(当初は20%であったが、その後にもさらに追加があったので増えました)
それに相まって、FRBも債権を買いまくってます。
(こちらはジャンク債まで買っていると言うちょっとありえないことまでしてるんですよね)
そのどれもが、単純に言ってしまえば金融緩和です。
市場に、それほどのお金が出回ってしまったと言う事は、単純にドルの価値と言うのは棄損します。
つまりそれだけインフレしやすい傾向になってしまったのがドルだということです。
日本も同様に経済出動を行っているが、アメリカにはその額では遠く及びません。
しかしアメリカの後追いで、やはり日本もGDPの20%を経済出動させました。
しかしアメリカとは、GDPがまるで違うので比べてはなりませんね。
つまりドルの方が減価しやすい状態になっています。
これが将来のインフレを招く事は誰にも想像にたやすいです。
インフレ=株高と言う図式が成り立つので
今後株価は上がりやすい傾向にあるのは必然です。
少し将来的なドルの価値を目減りさせているので、株価はそれ以上に上がらなければなりません。


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