世界経済が成長し続ける限りは、これは当然とも言えます。
しかし、私は今現在の株式市場を見渡す限り、全世界株式への投資には興味を抱けません。
悪くは無いのですが、やはり米国市場一択での投資の方が有利だと考えます。
今回は、その理由について考えてみたいと思います。
IMFの世界成長見通しは2019年で3.5%の成長率と見通しを示しています。
その一方で米国の経済成長率は2.6%です。
数字だけ見ると、米国の成長は世界経済に劣後します。それではVT(全世界株式)のチャートを見てみましょう。
2010年から、およそ2倍弱に成長しています。
それではS&P 500(米国)のチャートを見てみましょう

こちらは約3倍弱に成長しています。
このように経済成長率と、株価とは必ずしも一致するものではありません。
しかしながらVTのチャートを見ると、その少し前の最安値からでは約4倍弱に成長していることがわかります。
そしてこの直近最安値はリーマンショックによるものです。
S&Pに比べVTはより下落が大きいことが見て取れます。
これはある意味、VTと言うのはボラティリティが高いものと言えるでしょう。
それに比べS&P 500は比較的安定して右肩上がりであることがわかります。
それに比べS&P 500は比較的安定して右肩上がりであることがわかります。
上記のチャートを眺めると、一見VTの最安値の時からのリターンが大きいので、そちらに目が向く方もいるでしょう。
しかし、この最安値でうまく大量に買えるとはとは限らないわけです。
しかし、この最安値でうまく大量に買えるとはとは限らないわけです。
とゆうか、そのタイミングでうまいこと大量に買えることの方が無理です。
完全に運任せ、と言っても過言ではありません。
ドルコスト平均法によって買い付けをしているのであれば、おおよそVTの場合は40ドルから80ドルの2倍。その一方で、S&P 500は概ね1000ドルから3000ドルの3倍。
このことから、経済成率を見て投資先のETFを選択するのはあまりにも早計といえます。
その国の株式市場に対して、国や、企業が株主還元など、株主に対しての配慮等をしっかり行っている国。
つまり、世界で最も株式市場において先進的な国に投資をする。
つまり、世界で最も株式市場において先進的な国に投資をする。
そして、それが今現在は米国株式市場であるといえます。
このことから私は米国株式市場に投資することが最適解と考えます。
日銀の買い支え等行っている日本の株式市場は論外です。
我々株式投資家にとっては、日経はよりいっそうの構造改革がが必要と言えます。
関連記事
このことから私は米国株式市場に投資することが最適解と考えます。
日銀の買い支え等行っている日本の株式市場は論外です。
我々株式投資家にとっては、日経はよりいっそうの構造改革がが必要と言えます。
関連記事
0 件のコメント:
コメントを投稿
コメント