始めた頃が、ちょうどアベノミクス相場の終焉を迎える少し前からです。
始めた当初はアベノミクス相場に乗り、資産は順調に増えていました。
そして、調子に乗った私は信用取引に手を出してしまうのです。
始めた当初はアベノミクス相場に乗り、資産は順調に増えていました。
そして、調子に乗った私は信用取引に手を出してしまうのです。
信用取引だと、口座に振り込んだ資産の3倍のお金を動かすことができます。
つまり、レバレッジ3倍で取引してるようなものです。
その後、資産は順調に伸び、数ヶ月で20%を超える含み益でした。
ウォーレンバフェット氏の事は、経済ニュース記事などを見て知ってはいました。
しかし、S&P 500に投資をしても年間リターンはせいぜい数%です。その当時の私は全くそのような投資に興味を持つことができないでいました。
数ヶ月で資産の20%以上が増えているわけですから、興味が持てなかったんですね。
(ただし、これは信用取引を使っているので実質的には、その時のリターンは7〜8%だったと思います。)
(ただし、これは信用取引を使っているので実質的には、その時のリターンは7〜8%だったと思います。)
この様に数ヶ月で、このリターンですから、そのまま順調に増えていけば年間数十パーセントを超える事は容易に想像ができました。
この頃、行っていたのは短期売買ですから、小型から大型株まで売買の連打です。
ところがその後、チャイナショック、ギリシャショック、イギリスブレグジットと経験することとなるのです。
その当時は短期売買でしたから、ホールドしている銘柄の損切りラインは明確に決めていました。
その時に、確かチャイナショックの時だと思いますが、すべての銘柄が逆指値で刈られることとなるのです。
そして、ギリシャショックの時には損切りラインには掛からないものの、みるみる資産が減っていくという状態を目の当たりにしていました。
逆指値で刈られる時と言うのは意外とスッキリしてるんですが、このようにじわじわと減っていく状況見ていると言うのは精神的に結構やられます。
しかし、その後のイギリスブレグジットにより、やはり同じくしてすべての銘柄が刈られることとなりました。
そしてその後、私は落ちてくるナイフは掴むな、と言う格言のもとに、しばらく様子見を続けていたのです。
とにかく日経は日に日に下落していきます。
そしてある日、ようやく日経がプラス圏へと浮上したのです。
そして私は、その局面で買い進んでしまったのです。
そして私は、その局面で買い進んでしまったのです。
その時、私は落ちてきたナイフが地面に突き刺さったと勘違いしてしまったのですね。
アベノミクス相場により誰でも儲かる相場がしばらく続いていましたから、その時の上昇相場と言うものがまだ頭の中にこびりついていたのです。ですから何のためらいもなく監視銘柄を買いまくりました。
ところが、その日の引け後、自分のポジションを確認してみると、その日のうちに20万を超える含み損が。
ところが、その日の引け後、自分のポジションを確認してみると、その日のうちに20万を超える含み損が。
専業トレーダーだったら途中で逃げられたのでしょうが、仕事をしている人にとってはチャートを監視し続けると言う事はできません。
その日の日経はボラがすごく高く、私が最初に確認した時にはプラス圏にあったものの、引けでは数百円の下落で終わっていたのです。
1日で高値から安値まで千円程度のボラティリティの日だったのです。
1日で高値から安値まで千円程度のボラティリティの日だったのです。
そして私は、たった数時間の間に20万を超える含み損を抱えることとなりました。
買った、その日の引け後にです。
つまり、買った数時間後に多大な含み損です。
その後、日経の先物を確認すると更なる暴落をしています。
つまり、買った数時間後に多大な含み損です。
その後、日経の先物を確認すると更なる暴落をしています。
その時、私は漸く悟ったのです。
自分には株式相場で成功する才能は無い。
株式市場からは退場しよう、と心に誓い。
株式市場からは退場しよう、と心に誓い。
明日、朝一すべてポジションを解消しようと心に決めました。
たった数時間で20万を超える含み損です。
先物の下落を見る限り、最悪明日はマイナス50万の含み損になることも覚悟しました。
先物の下落を見る限り、最悪明日はマイナス50万の含み損になることも覚悟しました。
しかし、それでも構わず朝一決済をしようと決めました。
中国追加金融緩和
そして、その日の夜食をとっている時の事です。
ニュースアプリのバッチが表示されました。
そこには、中国追加金融緩和発表との一文が。
そこには、中国追加金融緩和発表との一文が。
そして、日経の先物を確認したところ、マイナス圏にあった日経先物がプラス圏に浮上しており、その後みるみる高騰していくではありませんか!
そして、翌日すべてのポジションを解消しました。
一次は50万程度の損失確定も覚悟していました。
結果的には中国の追加金融緩和のお陰で、一転20万以上の利益確定で決済をし市場から退場することができました。
本当にこの時は、神のお助け、と思えましたね。
このように株式市場と言うのは、運に左右されることもすごく大きいです。
結果的には中国の追加金融緩和のお陰で、一転20万以上の利益確定で決済をし市場から退場することができました。
本当にこの時は、神のお助け、と思えましたね。
このように株式市場と言うのは、運に左右されることもすごく大きいです。
そして、私は結果的には、証券口座の総資産の1割程度を毀損させ、日経市場から退場することとなりました。
そして、株式市場から退場する人のパターンが、このように大体私と同じようなパターンで退場していきます。
その後、私はインデックス投資と出会うのです。
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