人生100年時代と言われている昨今。
今回は、この人生100年にこだわった出口戦略を考えてみます。
この出口戦略方法論では、資産を売却しながらも資産を増やすことが出来るので、ある意味インフレリスクにも対処できます。
結論としては、出口戦略においてもドルコスト平均法での切り崩しです。
これを、総購入口数で行い最終的にはインデクス投資資産全てを売却するものです。
この方法では市場の急落などを伴っても、無駄無く、かつ平均的に全ての資産を売却できます。
（年間決まったパーセンテージでの売却では、この方法の様には上手く行きません）
是非、参考にしてみて下さい。
インデックス投資の出口戦略：人生100年お金に困らない方法
先ず、仮定の話ですがインデクス投資での最終資産を考えてみますね。
〇国内投信（ S & P 500に連動するもの：現状eMAXIS Slime 全米株式 S&P500が最適）
〇初期投資 ：20万円
〇毎月の積み立て：5万円（毎月の積み立てで、必然的にドルコスト平均法となる）
〇投資期間 ：25歳から70歳までの45年間
〇年平均リターン：5%と仮定（正直6.8％が正しいけど、今後を見据え保守的に見積もりました）
上記の積み立て投資で最終資産を計算してみると。
最終資産：約1億円（総投資元本2､720万）
※注意：信託報酬料は計算に考慮されてはいません。
30年間掛けて全ての資産を売却をする
70歳から100歳迄の30年間掛けて切り崩します。
✔買い付けたインデックス投信の総合計口数を30年間で完全に切り崩す方法論
例：買い付け総口数：3万口（今回は分かり易く3万口としましたが、実際にはこれよりもはるかに多いです）30､000÷30＝1､000口：つまり年間1､000口を売る（切り崩す）
1､000÷12＝83（小数点以下切り捨て）：つまり毎月83口を売る（切り崩す）
この場合であれば、きっちり30年間でこれまでに積み上げたインデックス資産をぴったりと切り崩すことができます。
✔上記の例だと、この様になります
１年目
月額にして：27万6千円年間にして：332万円
２年目
月額にして：29万円年間にして：350万円
なお、年間一括にするか？月額にするかは？
関連記事 思わぬ出費も有る物です
実体験！シロアリ被害で200万円出費。駆除以外に思わぬ出費が！！✔このインデックス投資出口戦略でインフレリスクにも対応できるよ！
上記の説明で、お分かりだと思いますが毎年売却額が増えています。✔切り崩し1年目 １億円-332万円＝96,680,000円
残金は96,680,000円となるけど、市場平均は5％と考えるとー こうなります！
✔96,680,000円×105％＝101,514,000
残金１億105万円強
※翌年5％増えるので残金は減るどころか増える事になります！
（年間一括売却で無く、毎月売却だと、その間の切り崩し額が増えるので残金はもう少し減りますね）残金は96,680,000円となるけど、市場平均は5％と考えるとー こうなります！
✔96,680,000円×105％＝101,514,000
残金１億105万円強
※翌年5％増えるので残金は減るどころか増える事になります！
この出口戦略の注意点！
✔リセッション時には当然資産は目減りするので、このように想定通りにピッタリと行くわけではありません。
しかし、決まった口数での切り崩しです。ですから、切り崩しの金額は減りますが、残口数は計画通りに残ります。
つまり、相場環境が悪い時には少ない金額で、相場環境が良い時には多くの金額を切り崩す事が出来るイメージですね。
何かに似ていますね、そうドルコスト平均法です！
この出口戦略は、切り崩し期間のドルコスト平均法です。
リーマンショック時には最高値から50%の下落をし、その僅か6年後には株価は元に戻しています。
それを踏まえて考えれば、やはり30年という長期にわたる期間の切り崩しであれば。
たとえ人生100年時代が到来していたとしても、インデックス投信で十分報われる状況が作り上げられるのではないでしょうか？
✓インデックス投資は素人でも簡単に始められる投資手法であり
✓初心者の方にとっても投資の王道と言って過言ではありません
ですから当ブログでもそれを一番にお勧めしているわけです。
これで、出口戦略のドルコスト平均法の完成です！
30年間というスパンでの切り崩しでは、長期的に見れば平均化出来る非常に有効な戦略であると考えています。リーマンショック時には最高値から50%の下落をし、その僅か6年後には株価は元に戻しています。
それを踏まえて考えれば、やはり30年という長期にわたる期間の切り崩しであれば。
たとえ人生100年時代が到来していたとしても、インデックス投信で十分報われる状況が作り上げられるのではないでしょうか？
インデックス投資には「出口戦略が無い」
インデックス投資には出口戦略無いと、インデックス投資に否定的な意見を持っている人もおり、余りにも馬鹿げた考えです。
✓初心者の方にとっても投資の王道と言って過言ではありません
ですから当ブログでもそれを一番にお勧めしているわけです。
そこで、今回はインデクス投資の出口戦略について考えてみました。
人生１００年時代と言われていますから、１００歳まで生きると仮定した場合の例です。
人生１００年時代と言われていますから、１００歳まで生きると仮定した場合の例です。
実際は、そこまでしなくても良いでしょうね。。、投資期間も、これ程は要らない。。。
にほんブログ村
0 件のコメント:
コメントを投稿
コメント