投資において配当金生活を夢見る人は多いと思いますが、私は考えた事は有りません。

配当生活、よく耳にしますが。
私は、配当金は有るには越したことはないので、配当再投資する意味でも欲しいと思っています。
しかし、配当金で生活していく必要が有るのか？
と、思ってしまうのです。

配当金投資

例えば仮に配当金が5%としましょう。
この場合1億円あれば年間500万円の配当金が手に入るわけです。
これだけの額があれば配当生活も夢ではありません。

例えばこれをインデックス投資に置き換えた場合

1億円の投資額で仮に5%の複利が得られた場合、これも実質年間500万円の不労所得の発生です。
つまりインデックス投資の場合においても、 配当生活をする事と同じような効果が期待できます。

ただしこの考えには、当然反対意見も出るでしょう

その一方で。 インデックス投資の場合には、リーマンショックのような下落時には資産残高が半分に減る事もあります。 つまりその場合には、同じ5パーセントでも手にする お金は減ってしまうわけです。 投資元本に対してのリターンですから、当然そうなってしまうわけです。

しかしながら、リーマンショックの時でさえ、わずか数年で直近最高値を更新しているということを考えれば、長期においてはさほど気にすることはないと私は考えます。
上記で触れたようにリーマンショックのような急落する相場があるかもしれませんが、その数年後にはまた元に戻っていると考えられます。 そこで考えられる不労所得として
今後を多少厳しく見積もり、ＶＴＩあるいは S & P 500が複利5%に落ち込んだとしても、月5万円の積立で46年間続ければ複利効果が利き最終資産は1億円以上の資産を築き上げることができます。
1億円に膨れ上がっていたのだとすれば、その5%だと500万円ということになります。
 極端な話ですが毎年500万円ずつ切り崩したとしても、翌年には5%の上昇が見込めるということになります。 すると結局のところは、 翌年には原資が元に戻っているということになります。 つまりインデックス投資において長期で積立、その後にも長期で切り崩す場合においては限りなく市場平均に近づくわけです。

ということは結局、 私としては配当金生活ということには全く興味がわきません。 
インデックス投資を長期間行うことにより、極端な話40年も続ければ一生お金に不自由することなく生活することは十分可能だと思います。（この場合月々の積立は5万円以上になりますが） 2.但し、この5%の切り崩しというのには注意が必要です。 5%切り崩せば翌年には元に戻っているとはいえ、市場が長期停滞入りしていた場合には、この出口戦略には疑問が残ります。

ですから私が一番安全だと思う出口戦略は、買い付けた総口数でのドルコスト平均法

これは以前の記事でも書いていますがパーセントで考えて切り崩すのではなく。
それまでに積み上げてきた総買い口数での出口戦略が最善だと考えます。
口数での出口戦略 買い付けた総口数を、切り崩しを想定した期間での出口戦略です。
つまりは、出口戦略においても口数でのドルコスト平均法という訳です。

定額での切り崩しだと？

仮に、これを毎年500万ずつ切り崩した場合 リーマンショックのように直近最高値から50%も下落をしていた場合だと、この500万円は5%ではなくその2倍の10%を切り崩すことになってしまいます。
つまり切り崩す口数が多くなってしまうということです。
この場合、市場が強気相場に戻った時。 下落相場の期間に大くの口数を切り崩してしまっているので、その後の十分なリターンを傍受することができなくなります。
しかし、これを口数で切り崩す出口戦略を行っている場合。 弱気相場で市場が50%下落してる時には500万円ではなく、その半分の250万を切り崩すということになります。
しかし弱気相場が終わり、強気相場に突入すれば、その数年後には口数切り崩しによる出口戦略により年間500万を優に超えるお金が手にできることでしょう。

このようにインデックス投資とは、積立期間及び切り崩し期間も長期を前提にして考えれば、配当金生活など考えることもありません。