S&P500の2倍程度の利回りが期待できる。
米国QQQに連動する投資信託を考えて見ては、どうでしょうか?
今回はサテライト的に、QQQに連動する投資信託をお勧めします。
日本の投資信託では「iFreeNEXT NASDAQ100」を積み立て投資の対象として考えてみましょう。
iFreeNEXT NASDAQ100インデックスでQQQに投資する
iFreeNEXT NASDAQ100とは米国のナスダック市場に、丸ごと連動する投資信託では有りません。
✓ナスダック市場の中でも約100銘柄で構成されたものです。
(金融関連企業は排除されている。ビザやマスター等)
・ナスダック市場全体の時価総額の約70%への投資となります
✓セクター割合
・情報技術:約60%
・一般消費財・サービス:ヘルスケア:生活必需品:約40%
・電気通信サービス:約1%
✓iFreeNEXT NASDAQ100の保管手数料は実質コスト込みでは0.564%です。
(若干高いですね)
✓米国の投資会社インベスコ社の、QQQ
(トリプルキュー)と同じベンチマークが採用されています。
つまり、QQQの構成銘柄は同じとなります。
因みにインベスコ社はS&P500にも採用されています。
それを考えても安心感は有りますね。
ナスダックとは?
米国市場の株式取引所として
世界初の電子決済システムを取り入れた株式市場となります。
よく勘違いしている人がいますが
ナスダックはIT関連が多いので、そのことから電子取引所と呼ばれている訳ではありません。
あくまでも世界初の電子取引を取り入れた株式市場だということです。
例えば現在の日経市場は電子取引所となっているので、大勢の人がうごめく様な取引所ではなくなっています。
・ナスダックでは新興銘柄が多いことが特徴です。
・このことから値動きはダウ等と比べると激しいものになります。
・しかし新興株と言うものは、日本のマザーズやジャスダックなどを見てもわかる通り上下動が激しいのが特徴です。
・普通に当たり前の値動きであると考えて問題ないと思います。
iFreeNEXT NASDAQ100のデメリット
ITバブル崩壊の時には容赦なく叩き切られました。
この時の暴落の理由は、IT関連に対しての期待感が大きく。
大きく舞われ過ぎだった事からバブルを形成していたことが原因です。
つまり買われすぎだから、バブルが弾けた訳です。
そう言われると現在のナスダックの株高も同じようにバブルなのでは?
と考えることもできますが、これは個別銘柄集の合体であるナスダック市場すべての銘柄が買われ過ぎているのかと言うと、判断をすることは難しいでしょう。
ただしこれからの未来を見渡した場合、自動車の自動運転やAIなどの材料が豊富に待ち構えています。
そしてこの2つだけをとってみても、開発途上であり。
開発され市場投入されている商品やサービスではありません。
自動運転や、AIが今後どの程度社会に影響与えてくるのか?
今現在でははっきりした事は分かりませんよね?
という事はつまり、未来の事は誰にもわからないことだけは確かです。
しかし、これらが当たり前の時代が来るでしょう。
ならば、先行投資で買われるのは当たり前と言えます。
ナスダックは、ダウに比べれば明らかにその市場はブルーオーシャンだといえます。
✓米国QQQは「ナスダック100」に丸ごと投資をしている投資商品になります。
そしてiFreeNEXT
NASDAQ100は、このQQQを国内で円で投資することができる投資信託となります。
QQQ(iFreeNEXT NASDAQ100インデックス)のパフォーマンスは?
:直近20年間での年間利回り
・QQQは約8%となります。
・S&P500の同期間の年率約5%を少し上回っています。
:直近10年間での年間利回り
・QQQは約19%となります。
・S&P500の同期間の年率約12%を大きく上回っています。
![]() |
過去10年間チャート:出典yahooファイナンス |
・水色:ナスダック
・紫:S&P500
・QQQ(iFreeNEXT NASDAQ100)のチャートを見ると、これだけのパフォーマンスの差になります。
QQQは、この10年間で4.5倍
S&P500は、この10年間で約2ばいです。
これからまた暴落する時があるかもしれませんが。
もしあなたが若く、労働インカムが長期に期待できるのであれば?
投資する価値は十分にあります。
もしあなたが若くなく、無理なリスクを取れるようなフェイズでないのであればのであれば?
あえて無理をして投資する必要は無いかもしれません。
ただあなたがもし若くなく、そして投資もつい最近始めたと言うのであれば?
その資産を増やすためにはS&P500だけでは心細い、残りの投資期間で年率7%程度では大して資産の増加が見込めないと考えているのであれば?
あえてリスクを取って個別株に投資を行おうと考えているのであれば、QQQへの投資も有りだと考えても良いと思います。
今後も20%近い利回りは出来過ぎに感じます。
ちなみに年間利回りが12%だと、どうなるのかを計算してみましょう。
・投資元本100万円を10年間運用すると
・最終資産は310万円となります。
10年間で資産を3倍に増やす事が可能です。
QQQの直近10年間での年間リターンは約20%近くになります。
今後毎年20%のリターンが得られるとは正直考えにくいですが、参考のため一応計算してみました。
・投資元本100万円
・最終資産620万円
10年間で資産を6倍に増やす事が出来ました。
どちらもわずか10年で資産を3倍〜6倍に増やせているわけです。
正直、驚異的な数字といえます。
S&P500では絶対に達成不可能な数字ですね。
結論としては「iFreeNEXT NASDAQ100」インデックスをポートフォリオに組み込む
ある意味リスクに見合うだけのリターンがあるとも考えられます。
後はこのリスクにあなたが付き合えるかどうかだけです。
私の場合、今現在ポートフォリオの30%がハイテク関連になっています。
当初は20%と考えていました。
ところがハイテク関連の伸びが良いのでリバランスしようと考えたときに、20%を超えてしまいます。
そこで、少しリスクをとって30%にしました。
ただし、これも今後変わる事と思います。
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