SBI(VOO)発売ですか。SBI証券は、面白味に欠ける証券会社になって来ている。

2019/08/30

資産運用

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SBI 証券から国内投信で買える Voo( S & P 500)が発売されるそうです。
私は SBI 証券に口座開設してしているのでログインして早速調べてみました。


SBI Voo

SBI証券のHPをチェックしました。
しかし全く記事が見当たらない。。
あちこちいろいろホームページ上のボタンをクリックするのですが、一向にその手の情報が出てきません。
で、結局発売されるところは SBI アセットマネジメントですから、結局のところ SBI 証券のホームページでは今のところ告知はしていないのかなと。。

この投資信託の内容的には米国 Voo に連動する国内で買える投資信託です。

内容としては楽天 vtiE maxis Slim S & P 500に似たものです。
厳密に言ってしまえばE maxis Slim S & P 500と全く同じです。

最近の SBI 証券に感じることは、常に後手後手だなということです。

 T ポイントが付くようになったことに関しても、楽天スーパーポイントを意識してのことだと思います。
今回の Voo S & P 500の国内投信ということはE maxis Slim S & P 500を意識してのことだと思います。
残念ながら常に後手後手ですよね。
こういったことは、まず最初に自社が始めなければいけません。
後追いではだめです。

SBI Voo について

信託報酬率は税抜きで0.058パーセントです。
消費税増税を、つまり消費税が10%になった場合でも信託報酬率が税込で0.1%を割り込む設定にしてあります。
消費税10パーセントを見越して0.1%を割り込むという信託報酬に設定したということが見て取れます。

同投信の中でも最安の0.1%を割り込んでいる

消費税増税後でも信託報酬率が年間で税込0.098%程度

この SBI Voo の国内投信の対抗馬がE maxis Slim S & P 500となるわけです。
この信託報酬率を考えると、E maxis Slim S & P 500 も信託報酬率は同程度値下げすることは十分予想できます。
SBI の Voo S & P 500が信託報酬率が安く設定されているので、そちらに目を向けることも一定数いると思います。
ただし、上記で述べたようにE maxis Slim S & P 500も当然信託報酬率を下げてくることは十分に予想できることです。


E maxis Slim S & P 500よりも設定が1年以上遅れてしまっている

E maxis Slim S & P 500よりも設定が1年以上遅れてしまっているSBI VOO
これに、どの程度影響があるのかというと正直、SBI VOOに乗りかえる事に対しては疑問が残ります。
E maxis Slim S & P 500と、今回のSBI VOO投信は、正直内容は全く同じと言って良いので、ベンチマーク的には遜色ないので優位性があるとすれば信託報酬率だけです。

現在私は楽天証券で楽天VTI と E maxis Slim S & P 500に積立投資をしています。

この手の投資信託が発売された時に一番インパクトがあったのは、やはり楽天VTIですね。

ついに国内投信でも、米国のベンチマークに連動する低コストの金融商品が買えるようになったのか、あの時の衝撃は結構なものでした。
その後、それを追求するようにE maxis Slim S & P 500が発売。
アメリカの最も有名なインデックスである S & P 500、これに注目している人たちは日本国内でも多く、実際に楽天VTIやE maxis Slim S & P 500も純資産額を順調に増やし続けています。
このようなインデックスに国内投信で投資をしようと考える方は、既ににこのどちらかの投信を積立なり、買い付けするなり行っているはずです。
ですから、今後も全く同じベンチマークであるE maxis Slim S & P 500と SBI Voo は 優位性を持たせるとするならば信託報酬率の引き下げしかありません。
ということを考えるのであれば、かつて米国で VOO、SPY、IVV が値引き合戦を繰り広げたように同じことが起こることが簡単に予想がつきます。

しかしながら、後発である分SBI VOO が正直不利だと感じます。
その理由は上記でも述べていますが、この手の国内投信に目を向ける人たちが既に楽天VTI あるいは、E maxis Slim S & P 500を買い付けているはずです。
一時的には SBI VOOに資金が流れることも予想ができなくはありませんが、 これも限定的といえます。
その理由はやはり、E maxis Slim S & P 500も当然信託報酬率を下げてくるだろう、ということが予想できるからです。(くどい様ですが)

すると後発であるほうが不利です。

純資産額の伸びが停滞する可能性があります。
すると償還リスクが高まってしまいますので、私は今現在 SBI  VOO 投資には興味が持てません。

しかし、まあそんなことはないと思いますが E maxis Slim S & P 500が仮に値下げを行わず現在のまま続行という形になるのであれば、当然 SBI VOO 投資にも興味を惹かれるかもしれませんね。
まあはっきり言って純資産額がどれほど伸びるかによります。
ですから、私はしばらく様子見をするつもりです。

今回の、SBI 証券とヴァンガードのコラボは、私的には失望感のほうが大きかったです。

他社から既に発売されているものと全く同じもの、ただ信託報酬率を下げただけで発売するということがあまりにも浅はかに感じました。

E maxis Slim S & P 500にとっては、値下げ競争を強いられる事になるただの嫌がらせなのかもしれません。
ただし我々にとっては喜ばしいことですね。

SBI 証券は、せっかくヴァンガードと手を組むというのであれば、他にもまだまだ面白い選択肢はあったはずです。

S & P 500では無く、その他にも面白そうなインデックスがまだまだあります。
どうせならば、そういったものを選択していただきたかった。
つまり、これまで国内投信で買う事の出来なかった新しい米国のベンチマークに連動するインデックスを発売した方が遥かにマシだったと私は感じます。

今回のヴァンガードとの取り組みが、あくまでも初期段階であり、今後その他のインデックスにも手を広げるための初期段階ということであるのであれば、私は大いに歓迎したいと思います。
どうかそうでありますように、 SBI 証券さん、最近ちょっと、 なんかね。。。
SBI 証券頑張ってください!
第2弾を期待してますよ!!

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