S&P500
長期投資において資産の増大化を提案いたします。
それが、このS&P500指数に連動するETFへの定期積立による長期投資です。
S&P500指数とは、アメリカの株式主要指数のうちの一つです。
S&P500指数とは、アメリカの株式主要指数のうちの一つです。
アメリカの株式指数としては主にダウ工業株がありますが、こちらは主に30銘柄で構成されています。
それに対して、S&P500指数とは500銘柄で構成されています。
共に米国経済の代表銘柄で構成されている訳ですが、御覧の様に銘柄数ではS&P500の方がより多くの銘柄に分散されています。
構成銘柄が多いと言う事は、数銘柄が暴落をしたとしても全体に及ぼす影響は限定的です。
例えば5銘柄が暴落したとしても、総銘柄数は500ですから影響は僅か1%と言う事です。
※但し、リセッション時には多くの銘柄が暴落しますのでその限りではありません。
しかし、運用期間が長ければその影響も限定的です。
S&P500指数は歴上16年間ではマイナス・リターンになった事は無く、20年以上の長期投資においては、先ずプラス・リターンが見込めます。
このように書き立てると大したリターンは見込めないなと感じるかもしれませんが、実際のところはそうではありません。
資産運用する上では十分なリターンが見込めます。
実際にプロの運用するヘッジファンドでは、この指数に勝てる所は殆ど存在しません。
つまりでプロに任せるよりも高リターンが見込めます。
過去におけるS&P500の運用リターン
過去50年間約: 10%
過去30年間約: 10%
過去20年間約: 8%
過去10年間約: 7%
過去 5年間約:11.5%
運用成績の悪い年もありますが、これはリーマンショック等のリセッションの影響によるものです。
100年に一度とも言われるリーマンショック時では直近高値から50%程の下落をしています。
但し、その5年後には回復をしており長期的には強い指数で有る事が伺えます。
海外ETFのSPY、IVV、VOO
この3つのティッカーSPY、IVV、VOOがS&500指数に連動するETFとなります。
信託報酬率も日本の投信等とは違い非常に安価に設定されおり、どれも0.1%以下です。
この様な信託報酬率を見ても、アメリカの株式市場が如何に先進的であるか伺い知る事ができますね。
青:IVV 紫:日経平均
2008年の落ち込みがIVV、日経平均共に激しいですね。
如何にリーマンショックが酷い金融不安だったかを物語っています。
その後アメリカ経済はV字回復をしています。
一方で日本経済は中々立ち直れず、V字回復とはいかず暫くの停滞期間を続けます。
その後、安倍内閣誕生により日銀の異次元金融緩和策によるアベノミクスを経てようやく回復基調を高めます。
それ以前から日本も金融緩和政策を行っておりましたが、安倍政権では更なる金融緩和の断行がおこなわれ、これがいわゆる異次元緩和政策です。
日銀のマイナス金利導入、日銀の国内ETF買い入れ等かなりテコ入れしています。
しかし、日銀の国内ETF買い入れはやり過ぎ感を否めません。
これで、日経市場は健全な株式相場では無くなりました。
国が国内株式相場の押上げをしている訳ですから、これが無ければ今日の日経平均株価はあり得ません。
日銀の国内ETF買い入れ総額は既に30兆円に迫る勢いです。
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